レジリエンシーとは


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The Resiliencycenter Japanのサイトへようこそ!

このサイトはアル・シーバート博士の生涯をかけた「生き残る人の心理学 The Resiliency Psychology」についてお伝えする為のものです。

どうしたら日々起こってくる様々な問題に負けず、逆にそれを糧にして更に自分を高めていけるのだろうか?

一生懸命頑張っているのに、どうももう一つ結果が出ない。壁を越えられない。
そんなあなたに必要なのは、ちょっとした考え方、物事の捉え方のコツかもしれません。

私にもよくわかります。私もそうでしたから。それも随分長い間。

私がシーバート博士に直接師事し学び、私の人生を大きく変えてくれた心理法則を喜んであなたにお伝えさせていただきます!


シーバート博士は、その著書「凹まない人の秘密」でこう言っています。
「私の学んだ臨床心理学の授業は精神を病んだ人の研究はするが、健全な精神を研究の対象としていなかった。つまり臨床心理学や精神医学というものは健康な精神に関する学問ではなかった。それらは精神疾患に関する学問だったのだ。」

そこからシーバート博士の40年にもわたる研究が始まります。
更に彼は言います。
「なぜ、逆境を克服するたびに強く、そしてよりよくなっていけるひとがいるのだろう?」
「そして、どうしたら、そんな人になれるのだろうか?」


アル・シーバートはそんな人たちをSurvivor、生き残る人と呼びました。

そしてサバイバーには共通する特性がある。

それがResiliency、レジリエンシーです。

では、レジリエンシーとは何でしょうか?
私は英語を仕事としても使い、かなり自信がありました。
それでもそんな単語は聞いたこともなかった。
アル・シーバートにで逢うまでは。

辞書を引くと、
resiliency
【名】
弾力性
回復力

と出ています。
・・・・・・うーん・・・・・・
でも何かピンッとこないなぁ。あなたはそう思うでしょうね??
その筈です、この言葉、日本語に直訳するのは非常に難しい
コトバなんです。

これは、一度凹んだものがまた起き上がる、そんな動きを伴った
ダイナミックな言葉です。
アメリカでも、この言葉は最近まである業界でしか使われなかった。
それはカーペット業界だったというのです。

アル・シーバートは私によく、こう言っていました。
「カーペットというのは、一つ一つの毛が立っていなければいいカーペットとは
言えないんだよ。人に踏まれて踏まれて、一旦は毛が寝てしまってもその毛が
また立ちあがらないといけないんだ。
そんなカーペットをレジリエントなカーペットというんだよ。」
そういうといつも楽しそうに笑っていました。

人間も、当然様々な苦労や凹む事がある。
それを見ないふりしても、ダメ。そんなものないふりをしても、ダメなんですよね。
あなたの周りにもいらっしゃるでしょう、いつもポジティブな人が。
どんなときにも楽天的でパワフル。

それはそれでいいんですが、あなたはそんな人に自分の事を
相談しようと思うでしょうか?
もしかしたらその人はそんなポジティブな思いに凝り固まっているかもしれない。
無理して人生のマイナスを見ないようにしているかも知れません!

凹む時は凹んでいいです。
アル・シーバートとこのレジリエンシー心理学の出会いは私にそんな当たり前の
事を教えてくれました。

今までに数千冊の内外の自己啓発書を読み、人はいつもパワフルで
ポジティブでなければならない、というアメリカ流の力技で
人生を切り開き人を引きずっていくタフな考え方に違和感を覚え、
どうも違うと思っていた私には本当に目から鱗でした。

私は起業家です。保険代理店を経営しています。
トラブル・イズ・マイビジネス、事故や、たまに事件さえもある、
日常的にそんなトラブルに対応していかねばいけない者としては、人生にはなんでもあり、という事を前提とするマインドセットが不可欠です。
しかも、私自身、私生活でも大変な事があって、かなり疲弊していました。

そんな時に出会ったこの心理学、言ってみれば、ジャンケンのパーとグー
しかなかった自分にチョキという全く新たな視点を与えてくれました。
ま、これは戯言ですが、チョキってみてみると、パーの要素とグーの要素を
両方とも少しずつ持っていますよね。
これもレジリエンシーを理解する上で重要な事です。

心にも多様性を持っている事の必要性。
色々な自分のモードをもっている。そのどれかに固定されることはない。
日々、否応なく起こってくる様々な事柄をしっかりと観察して、
それに最も適当な自分のモードで対応していく。

複雑、ではなく多様性を持った自分である事。
複雑は、ときとして自分をがんじがらめにしてしまうけれど、
多様であれば刻々と変化していく周りに適応する力を持つ。

アル・シーバートは著書でこう書いております。

「困難を克服したサバイバー達は、次にあげるような相反する性質を同時に持っていた。

・独創的でありながら、分析的
・真面目でありながら、ふざけている
・勤勉でありながら、怠け者
・繊細でありながら、図太い
・疑り深いが、同時に信じやすい
・無私でありながらも利己的
・自信はあるが、自己批判的
・衝動的でいながら用意周到
・どっしりとしていながら、予測不可能
・楽観的でいながら、悲観的
・外向的でありながら、内向的」
(「凹まない人の秘密」アル・シーバート著; 林田レジリ浩文訳)

この言葉は最近では、システム工学やコンピューター・システムの世界でも
頻繁に使われるようになってきました。

コンピューターのシステムでは一つのほんの小さなバグがあっても全体に影響する事がある。
だがそんなバクで全く機能不全に陥ってしまうシステムは、レジリエントなシステム、
とは呼ばない。
そんなバグをものともせずに健全に機能する、そんなレジリエントなシステム。
あなたにもピン、と来ませんか?

私は、アル・シーバートの二冊の著書を翻訳しました。
多くの読者の方から深い共感をいただきました。
「数年に一冊の本」とまで高い評価をして頂いた方もいらっしゃいます。
著者の意図を超えて多くのリーチをもつ、これも人生の面白さですが、
実は私はこの本を私のような、
中小企業の社長
自営業の方たちに向けて世に送り出しました。

なにより私自身がこの本によって最も救われ、多くを与えてもらったと
実感しています。
アルとレジリエンシーを知らなければ、大体、徒手空拳で全く専門外の
出版社へ翻訳件を売り込みに行く事はなかったでしょうし、
ずぶの素人だった自分が翻訳をする事、なんて考えもしなかったでしょう。

昔は本当に疲労困憊していた保険の仕事にも、人間関係にも多くの
恩恵をもたらしてくれました。

是非、あなたもレジリエンシーを、そしてアル・シーバートの事を知ってください。

                林田レジリ浩文  
                レジリエンシーセンター・ジャパン所長
                有限会社 林田エンタプライズ代表
                「凹まない人の秘密」「逆境に負けない人の条件」翻訳者
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